成長のピラミッド ‘ボディカウンセリングの原理’
成長ピラミッドとは、人の成長をイメージ化した図です。
長年の整体治療において、患者の根本問題をつかむことは
解決するうえで、非常に重要なポイントでした。
その際に、人が抱える『課題、問題』は、イラストにある
ピラミッド上部の高度な部分で起ることが多いのですが、
実は下層部が原因ということも多いのです。
（図の感じるの部分に原因があることが多いです）
このことは、あなたについての『課題、問題』の
解決にも当てはまるかもしれません。
生きる（ピラミッド下部）→感じる→わかる→使える→できる（ミラミッド上部）
ピラミッドの下部となる土台。基礎となる人間の機能です。
「生きる」という中枢神経の働きは生きていくためには欠かせません。
一日食べなくても、何とか生きていくことはできるとおもいますが、
「呼吸」を一日、いや１分でも止めてしまったらどうなるでしょうか？
脳に十分な酸素を送り届けて、全身活動を司る神経へしっかり情報を伝え、
いつでも体をよい状態にしておくことは生きる基礎となります。
その基礎の上に、その人個人によっての生まれながらに
もった特性があり、それを「個性」といったりします。
その個性を知らないまま、全ての感覚を必要以上に身につけようとすると、
人によっては音や光に過剰に反応したり、はじめての場や集団での居場所に緊張したり
好き嫌いや見え方や、色々なこだわりなどに現れてきます。
やりたくない・できないには理由があります。
ボディカウンセリングでは、まず基礎の部分から、
一緒に動き・遊び・楽しむことで本来の動きを取り戻します。
意識的な活動の９０％以上は無意識下のレベルで起こっています。
まずここを、しっかり見定めていきます。
そしてその先にある楽しい・心地よいでやりきる達成感によって自己肯定感を高めます。
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成長ピラミッドと原始反射
『原始反射』という言葉をご存知ですか？
この言葉は、特定の問題を抱える方において
重要なキーワードとなります。
『原始反射』とはそもそも何か？
どう成長にかかわるのか解説していきたいと思います。
原始反射とは？
赤ちゃん（あなたも含む）は、母親の胎内で育まれ育ちますが、
成長の過程で爬虫類・水棲動物・哺乳類までの進化を遂げます。
‘胎内の５週目位’～‘生後２歳くらい’までは
自分の意志で体を動かすことはできず、生まれつき備わっている反射
を使って外の世界に対応していきます。
これら外の世界からの刺激に対して、
『生命維持のために起こる本能的な反射』のことを『原始反射』といいます。
＊原始反射の種類は１０種類くらいあります。
これらの反射は、その殆どを自らの活動によって
‘６ヶ月’～‘２歳くらい’までに卒業（自分でコントロール）できます。
ですが、何らかの理由でこの「原始反射を保持したまま、卒業せずに成人」になることが稀にあります。
この原始反射を保持したままや、いまだ反射が出現していないと、この事が原因で、
「感覚が過敏」「過緊張」「極度に恐れる」「注意と集中に課題あり」
「手足の力加減が苦手」「おもらしグセ」「ストレスに弱い」などの様子がみられ、
日常生活で様々な課題を持つことになったりすることがあります。
この「原始反射」を保持してしまっていることが、自分の身体や心の状態を
「自分の意志」ではうまく付き合うことができなくなっているのかもしれません。
ですので、いくら身体だけのアクセスや心（思考・意志）へのアプローチだけを続けても
なかなか満足いくような生活を手に入れられていないのではないでしょうか。
一時的には、納得いくような言葉や、身体が楽になったりしても、すぐに『戻って』しまい、
同じテーマでの『繰り返し』で様々な、セッションや自己啓発に励んでいる方が多いような気がします。
そうです。気になったあなたに。
あなたの身体や心で起こってしまう反応は、
もしかすると『思考や意志』でなく、この『原始反射』が原因で、
勝手に起こってしまう。と考えられませんか？
この勝手に起こってしまうと思われる反応（反射）に対して、
あなたのご相談内容やテーマに照らし合わせ、
残存していると思われる原始反射をリサーチして、
あなたの身体と心の土台となる基礎をしっかりとプログラムで作り上げ、
ワークを実践して、あなたのご相談内容やテーマの克服につなげていきたいと思います。
「動きが心をつくる」身体心理学
身体倫理学の第一人者 春木 豊先生 によると
「身体の動き」とは、単に物体や物質が動くのではなくて、「動く身体」である。
経験するのは「動き」であって、物質ではない。
また、身体と深い関係にある感覚でも
「心は身体の動きから生まれた」
「心の始まりは感覚にある」と伝えています。
《三つ子の魂百までも》この時期に受ける感覚（原始反射）の影響のことをいっているのではないかと、これは私が思うところです。
心理学の学祖といわれるヴェルヘイムベントが、１９世紀末に「心（意識）を分析していくと最後に行き着くのは「感覚」であると
のべているそうです。
その感覚を、あなたの身体を使って、ご相談内容やテーマにそって、実際に身体を動かしながら
身体と心の統合を学ぶべく、様々なワークで実践していきます。
ご相談ください
お会いし、問診させていただければ、適切な処置が見つかりますが、
お電話でも解決の糸口は見つかります。
「聞いてみたい」「悩んでいる」があれば、ぜひご相談ください。
☎TEL 080-9642-0358（ボディカウンセリング スペース ほほえみのタネ わたなべ）
*カウンセリング中は出れない場合があります。折り返しの連絡をお待ちいただくか、下記フォームより概要をお送りください。
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